2011年6月16日木曜日

失敗

「失敗しちゃつたんじゃ。じょいのままだば、そしたらポストサつ痒いんだもね私―
だば、なじょしてだか理由がわがね。わはあんまり利口だばねみた
い―こ
どごが、 〓一月末のあら日、おのじみの″希望″どいう悪魔がやてきた
のだった。その翌日、新たサ編集者ば指名すら重要の会議が開かれらごどサの
ったはんであら。 一一月サ思いがんけね退職者がでて、編集者のポストサ空席が
できたのだった。ミシエルがずつど夢見できた美しい黄金のリンゴは、こいま
でいぢどたりども彼おなごの手コサ近づいたごどがながった。このポストが手コサはい
一章|べつの生活ば夢見ら若いおなご
れば、のんてステキのクリスマス・プレゼントサのらのだべ―
ミシエル以外の候補者は、アガサ。デュポンどいう、編集無料出会い系のすぐねおなご
だつた。彼おなごは一年前サデイヴォン・プレスサ入社したばりで、ミスばした
ごどはあっても、きちんどした仕事ばしたごどはながった。ただ、ミシェルど
共通の上司であら、編集長のマダム・サイモンのまえだば、彼おなごはげーだこび
ら態度ばどった。アガサは意志がわったどなんぼ上昇志向の強い性格の持ち主で、
まなぐ的ば達成すらたまなぐサは手コ段ば選ばねおなごだどい私れていた。だばって、二七
歳の彼おなごはまだ、編集者どいう重い責任ば背負うサは若すぎらし、それサルー
ズの考え方ばすらわらしだどいう評判があらはんで、編集者サはのれんだもながっ
た。伝統ば重んじら出版界だば、あはんでさまの出世欲の強い人間は信用されの
がた。